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2016-10-29

自分の人生は自分で選ぶ^^フィンランド発キャリアインタビュー♪Part1

こんにちは、Akikoです。

私がフィンランドに魅せられたのは2011年の冬、
今から5年ほど前のことです。
フィンランドという国は自然が豊かでムーミンの生まれた国で、
教育水準も世界でトップレベルを誇っています。

それだけでも十分魅力的なのですが、
私が一番魅せられたのは、フィンランドの人々。
温かくて、自立していて、自分らしさを楽しんでいます。
まさに私の理想のライフスタイル♪

そんな人々に囲まれて生活していると、
心が洗われて、大切なことを思い出させられました。

少しでもその良さをお伝えしたくて、
今日は現地でインタビューしてきた素敵な女性をご紹介します!

生後3か月くらいのお子さんを連れてのインタビュー。
とっても癒されました^^

〇プロフィール
Lani Pennnanen(ラニ・ペンナネン)
大学卒業後、小学校のスクールカウンセラーとして働き始める。
一度職場を変え、今は2つの小学校を掛け持ちしている。
結婚、出産し、現在は育休中。
職場への復帰は当然のように考えていて、
子どもとの時間も大切にしたいものの、
復帰も楽しみに待っている。

Q.スクールカウンセラーのお仕事について聞かせてください

今は2つの中学校でスクールカウンセラーをしています。
フィンランドでは小学校のうちから、スクールカウンセラーが学校に常駐し、
子ども達の心のケアをするのが当たり前です。
キャリアカウンセラーも同様に常駐し、先生と一緒に子ども達のことを理解し、
一緒にサポートしていく体制が整っています。
小学生のうちから、キャリアの授業もあり、
将来について考える機会はたくさんありますね。

保護者の方を呼んで、その方のお仕事について語っていただく機会もあります。
中学生になると、定期的に様々な仕事職場体験がカリキュラムに盛り込まれています。

週に1回はそれぞれの子どもとの面談の機会があります。
中学生になると、キャリアの授業も週に、中1:1.5時間、中2:2時間、中3:3時間、
とどんどん増えていき、それとともに、将来について悩む生徒も増えていきます。
一人一人によりそい、話を聞いてあげるのが私の役目です。

小学生の内は保護者も交えて面談します。
保護者の方の理解が一番大切なので、
お子さんの課題を一緒に解決するために、直接話をするんです。

Q.なぜこの仕事を選んだのですか?

母が同じ仕事をしていたのが一番の理由です。
小さいころから母の仕事をする姿を見ていて、
そもそもソーシャルな仕事をしたいと思ってました。
そこで、スクールカウンセラーを選んだのは、自然な流れでしたね。

でも、フィンランドでは専門性がないと仕事に就けません。
大学でスクールカウンセラーについてきちんと学び、
必ず卒業しなければ仕事はできません。

Q.フィンランドのキャリア教育は進んでいると思いますが・・・

フィンランドでは、小学生のうちから将来のことについて考える機会がたくさんあり、
中学3年生で将来の仕事を決めなくてはいけないタイミングがあります。
高校から専門分野について学び始めるので、
中学生の内に方向性を決めなければならないのです。

早期にキャリアのことを考えることはとても良いと思いますが、
仕事を決めるにはタイミングが早すぎる気がしています。
14.5歳の子供にこのような大きな決断を迫るのは、正直、酷ですね。
悩んでいる生徒もたくさんいます。

でも、キャリアチェンジも可能ではあります。
一度決めた道を辞めて、学校に入り直し、専門分野を変えて学んだ後、
新しい道に進むことも可能です。

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つづく・・・

やはり、フィンランドのキャリア教育は私には進んで見えます。
でも、弊害があることも事実。とても興味深いです。
日本はなんの準備もなく、
大学に入学して突然「就活という二文字を突き付けられる。
これでは、キャリア観も職業観も身に付く訳がないですよね。

小さいうちから保護者、先生など周囲の大人が折に触れて投げかけることで、
自然と意識を向けるように育っていくのだと思います。

さて、次回はラニのプライベートを含めた、
人生観、職業観について書いていきたいと思います。


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