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2016-09-08

子どもの最貧国・日本。でもフィンランドに学べることもたくさん♪

こんにちは、Akikoです。
木曜日!ということで、投稿バンバンいきます。

今日は「子ども」のお話し。
やっぱり子どもを持つ親として、「育児・教育」は最大の関心事です。
以前、読んだ本の中でも心に残っているのが、

子どもの最貧国・日本 (光文社新書)/光文社

です。

まず「なぜ日本が子どもの最貧国と定義されている」のか?
ある統計が元になっているのですが、
2000年のユニセフのレポートによるとOECD加盟26か国中、
日本は10番目に子どもの貧困率が高い国とされています。
アメリカは格差の国といわれているように、
メキシコに次いで2番目に子どもの貧困率が高いです。

ちなみにこの調査の貧困ラインは、
親子2人世帯で年収195万円、
親2人子1人世帯では239万円、
親2人、子2人世帯では276万円としています。

上位の国を見てみると社会保障の充実している
北欧諸国(ノルウェー・フィンランド)があがっています。
やっぱり大好きフィンランドが上位なのは嬉しい♪
年収に限らず、フィンランドの子育て事情にはもっともっとたくさんいいところがあるので、
それは後ほど。

この本では、貧困を生みだしている元には内的要因と外的要因があり、
特に日本は外的要因(社会保障制度の脆弱さ)に
問題があることが書かれています。

日本では政府介入前と介入後で、
貧困が悪化しているという結果が出ています。
政府の介入とは「子ども手当や扶養控除」などですが、
もともと貧困を解決するための制度ではないため、
貧困解決には寄与していないようです。

また、実はこの経済格差が子どもの学力にも
大きな影響を及ぼしているというデータもあるので、
経済的な自立が自分にとっても
子どもにとってもいかに大切なことであるかが、
痛切に感じられました。

この本では親の経済力と子供の学力の相関性が指摘され、
世帯所得が300万円未満の世帯と1,000万円以上の世帯では、
子どもの学力に平均30%の開きがあることが示されています。

親の経済力は親の学歴と相関関係があるのでは?
という見方もできますが、
親の学歴と子どもの貧困度の関係を測ると、
経済力の方が大きく影響していることが分かります。

子どもの貧困が発生する家庭では、
親が長時間労働(もしくはかけもち)に従事するケースも多く、
仕事に時間を取られて
思ったように子どもの面倒を見られないといいます。

親も親で経済的な不安から精神的な不安に陥り、
愛情を十分に子どもに注げないということも
起こっているようです。

世帯収入が少なくても誰かに家事を頼めたり、
子どもの世話を依頼いできる家庭では、
子どもの貧困率は低下するとのことです。

この結果を見ると一定の経済力はなくてはならないものですが、
大切なことは子どもと一緒の時間を親(または親の代わりになれる人)がいかに作れるか
にかかっていると思いました。
つまり、「貧困」そのものの問題というよりも、
「貧困」によって引き起こされる親子関係に問題があるように私は思います。

なんか固い話ばかりでかつめちゃ長くなってしまったので、
次回、明るいフィンランドの仕事事情について、
「子どもの貧困」と絡めて書きますね!

とっても希望の持てるお話です♪


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