2012-12-12
フィンランド学校レポート(高校編②)
こんにちは!
フィンランド学校レポートの続きです。
今回は授業の様子などを書いていきますね。
私が見学させてもらったのは、
高校1年生のロシア語・哲学・美術の3クラスです。
※高校の建物の中。新しいのでとても綺麗でした。
まずロシア語ですが・・・
内容はもちろんさっぱり分かりません(笑、
ですが様子については結構分かりました。
クラスは19名の生徒に先生が一人。
時間になると先生が教室にきて授業が始まります。
生徒は時間に間に合えばいつ来ても良いので
バラバラに集まってきます。
そして授業開始。
2,3分遅れて生徒が入ってきましたが、
特に先生は注意もせずに授業を進めていきます。
内容は日本の高校で英語を習うのと
そこまで変わらず、プリントを配って問題を解いたり
リスニングをして発音を真似たりしています。
ただ一点圧倒的に違ったことは、
先生と生徒のやりとりが多い
ということ。
先生は随時質問をしていき
生徒がそれに答えるのはもちろんのこと、
生徒が自発的に質問したり意見をしたりすることも
自然に行われています。
私が参加した授業では途中で生徒が先生に
「もっとリスニングやスピーキングの内容を増やしてほしい」
という趣旨のことを伝えており、
先生もそれを受けて「そうしましょう!」という感じで
やり方を見直していきます。
先生と生徒の立場が対等なことがうかがえますね。
そして、授業中の私語が殆どなく
皆集中して授業を受けていることも印象に残りました。
多少隣りの友人と小声で話して笑ったりしている生徒は
いましたが、気になるほどではありません。
高校は義務教育ではなく
行きたい高校を選んで通っているため、
授業への集中度も高いのかなと思います。
さてさて、次回は哲学&美術の授業について
書いていきます!
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